[テンプレート]からスライドを作成した場合は、テンプレート内に複数のスライドが用意されているが、それでもスライドが足りない場合や、白紙の状態からプレゼンを作成する場合は、スライドを追加していかなければならない。スライドの追加は[ホーム]→[スライド]→[新しいスライド]から行える。
追加するスライドにはあらかじめ9種類のレイアウトが用意されている。作成したいスライドの内容を考えつつ、追加するスライドを考えよう。同様に、既存のスライドのレイアウトも1クリックで変更できる。変更するには、[ホーム]→[スライド]→[レイアウト]と選択し、9種類のレイアウトから選べばいい。[SmartArt]を挿入したスライドの隣に画像を挿入したい場合など、そのまま挿入するのではなく、レイアウトを変更してから挿入した方が見栄えがいいだろう。
ところで、このレイアウト、デフォルトでは9種類と、PowerPoint 2003に比べて数は減っている。その代わり、レイアウトを自分で作成できるようになっている。
実際に作成する場合は、[表示]タブから[プレゼンテーションの表示]→[スライドマスタ]を選択する。するとリボンUIのタブの構成が変更され、スライドのレイアウトを集めた[スライドマスタ]画面になるので、[マスタの編集]→[レイアウトの挿入]を選択する。
レイアウトを挿入したら、[マスタレイアウト]→[プレースホルダの挿入]から、コンテンツを挿入するエリアを指定する。テキストや[SmartArt]、グラフなど、どれでも挿入できる[コンテンツ]や、テキストしか入力できない[テキスト]などが選べ、縦書き表示も選択できる。
レイアウトが決定したら、スライドの右クリックメニューから[レイアウト名の変更]を選び、自由に名前を付けることができる。最終的に作成したレイアウトは、[ホーム]タブの[レイアウト]や[新しいスライド]から呼び出して利用できる。
レイアウト名はつけなくても自動的に名前が付けられるが、分かりやすい名称を付けておいた方が後々流用しやすい |