選択範囲内の数値の合計を示す[オートSUM]は、[ホーム]→[編集]と[数式]→[関数ライブラリ]に配置されており、その時々で使いやすい方を選ぶといい。

[ホーム]タブの[編集]に小さくあるのが[オートSUM]

[数式]タブの[オートSUM]

オートSUMのドロップダウンから選択できるのは[合計][平均][数値の個数][最大値][最小値]の5種類である点は変わらず、範囲を選択して、関数を選択すると、その結果が表示される。このようにオートSUMの機能自体はExcel 2003から大きな違いはない。

似たような機能で大きく変化したのが[オートカルク]だ。[オートカルク]は、範囲選択したセルの数値の合計などをExcelのステータスバー上に表示してくれる機能で、数式を入力する必要がなく、手軽に計算結果を確認できる。

Excel 2003までは、ステータスバーに表示できるのはオートSUMで選べる5種類に[平均]を加えた6種類のうち1種類だけだったのだが、Excel 2007では6種類全部を同時に表示できるようになった。

ステータスバーの右クリックから数式を選択する。同時に複数の数式が選べるようになった

Excel 2003だとどれか1種類しか選べなかった