パワーアップされた辞書も、Office 2008 for Macの特徴の1つだ。国語辞典には、Windows版Office 2007と同じ、収録語数7万語超の「三省堂 デイリーコンサイス国語辞典 第三版」を採用。ほかにも類義語辞典(英語のみ対応)や二カ国語辞典を備えるなど、コンテンツは充実している。

収録語7万語超の日本語辞典も活用できる

検索サイトの代わりに使うことも可能

検索方法も増えた。オーソドックスに、ツールパレットの「リファレンスツール」に単語を入力する方法もあるが、Excel / Word / PowerPointそしてEntourageの画面で検索したい文字列を範囲指定し、メニューバーから[ツール]→[辞書]を選択するだけでOK。文書作成時に視線を移すことなく、辞書を引けるのだ。

ショートカットキーも用意されている。 Excel / Word / PowerPointでは[Option]+[Command]+[R]キー、Entourageでは[SHIFT]+[Option]+[Command]+[R]キーだ。

なお、辞書のコンテンツおよび検索エンジンはオンラインに存在するため、辞書検索機能(リファレンスツール)を利用するときには、インターネットに接続していることが前提条件となる。この点はオフラインでも利用できるLeopard備え付けの「辞書」が有利だが、翻訳など「辞書」にない機能も用意されている。