これまで、905iシリーズの現行モデルとして7機種を見てきた。ハイエンドシリーズということでとにかく機能が豊富で、どれを選んでも間違いはないレベルだ。

冒頭の繰り返しになるが、機能的に決定的な違いがあるわけではないので、実際にはデザイン、キーの打ちやすさ、インタフェースの使いやすさといった観点から選択することになるだろう。個人的に気になった点は、筆者はBluetoothを選択ポイントのひとつにしており、相変わらずドコモ(とau)のラインナップにはBluetooth対応機が少ないことだ。逆に、音楽機能が強化されてFMトランスミッター搭載機が増えたのは、車によく乗る身としてはうれしいところ。

主要機能が一致する分、選択のポイントが細かくなってしまうが、逆に普段使っていくうえで必要な部分をきちんと認識して買えば満足度は高いはずだ。

今年第1四半期には、ブランドケータイとでも言うべき、Cyber-shotケータイ、VIERAケータイ、AQUOSケータイの登場が予定されており、それぞれ独特の機能を備えているので、この3機種の登場を待ってから購入を検討してもいいだろう。