電子メール保護機能

ESET Smart Securityの電子メール保護機能は、メールソフトでメールを受信する前に処理されるので(デフォルトではPOP3のポート110番の通信を検査)、メールソフトを問わずウイルス対策が行えます。

この機能については、特に操作をする必要はありません。普段のメールチェックのたびにチェックされ、ウイルスメールが届いた場合は、通知ウィンドウでその種類が通知されます(図25)。また、自動的にウイルスの駆除や削除などの処理が行われるため、通知ウィンドウが閉じるまで待っているだけでOKです。

Outlook Expressでは、ウイルスなどに感染したメールを受信すると、メールのタイトルに感染ウイルスなどを表すヘッダを付けて「Infected Items」フォルダに移動します(図26)。問題のある添付ファイルを駆除した状態になっているので、開いても安心です。また、文末には駆除したファイルなどの情報が追加されています。

なお、Outlook ExpressやOutlook、Windows Mail以外のメールソフトで感染メールを受信した場合は、フォルダの移動は行われませんが、ヘッダの追加や駆除処理が行われた状態でメールを受信します。

ウイルスなどに感染したメールを受信すると、通知ウィンドウで通知されます(図25)。

ウイルスメールのタイトルには、[virus ~]のようにウイルスの種類を示すヘッダが追加され、感染したファイルは駆除されます(図26)。