『バイオハザード ヴィレッジ VRモード』(カプコン)
【登壇者】
プロデューサー 神田剛氏
――受賞について、ひとことお願いします。
神田氏:『バイオハザード ヴィレッジ』としては、3回目のアワード受賞で、長い間多くの方に遊んでいただけていることに感謝しています。ありがとうございます。
――「PS VR2」用として「Sense コントローラー」に特化した開発をするうえでこだわった点、苦労した点をお聞かせください。
神田氏:「Sense コントローラー」に対応するのが苦労しました。一方で、開発過程で、ゲームプレイがコントローラーにハマっていくと感じられたことには充実感を覚えました。
銃アクションの細かいところにこだわりすぎると「サバイバルホラー」色が薄れてしまうので、イーサンのカッコいいアクションを感じられるようなバランスにはこだわりました。
――今後のシリーズでもVRモードを実装していく予定はあるのでしょうか。
神田氏:ホラーとVRの相性はいいので、可能な限り開発はしていきたいと考えています。
――「PS VR2」のポテンシャルについて、作り手側から気づいたことがあれば教えてください。
神田氏:解像度や描画の部分でポテンシャルは高いと感じました。平面では感じられない距離感を体験できます。たとえば、高身長の「ドミトレスク夫人」のスケール感を間近で味わえる迫力があります。
また「sense コントローラー」がマッチすれば、ゲームプレイ体験として価値の高いものを作り出せるのではないかと思っています。