それじゃ、実際の組み立て作業に入ろう。
まずは組み立ての全体の流れを確認しておくね。まずは「パーツを準備する」。次に「マザーボードに取り付ける」。そして「PCケースに組み込む」。最後に「ケーブルを接続する」。これが、おおまかな流れ。
慣れてる人が普通に組むなら、2時間もあれば十分。今回は構成もシンプルだし、初心者ののやまっくすも手軽に組めると思うよ。
構成……前回のおさらいですが、今回組み立てるPCの構成は、ざっくりこんな感じです。
■Intel Core i5-4690
■ASUS製マザーボード(ASUS Z97M PLUS)
■CORSAIR製メモリ(VENGEANCE LP 16GB[8GB×2])
■Toshiba製SSD(CSSD-S6T256NHG6Q 256GB)
■パイオニア製光学ドライブ(BDR-209DBK)
■CORSAIR製電源(CORSAIR CX 600M)
■Abee製PCケース(Abee smart J02R)
まずは、必要なPCパーツを全て接続する、マザーボード! のやまっくす、マザーボードを置いて下さい!
はい! マザーボードはコレです!
お、合ってる。店員さんがじっくり説明してくれたからかな。
その話はしないでって言ったじゃないですか! 箱にMotherboardって書いてありました。
ぐぬぬ。
ていうのは冗談で、本当はここでわかりました!
なるほど。そこ、のやまっくす的な「買いポイント」だったもんね。
マザーボードを出したら、柔らかめの物の上に置いてね。裏を見るとわかるんだけど、尖ったハンダが直に出ているから、固いものの上に置くと、ハンダが曲がっちゃう。マザーボードが入っていた外箱を作業台にするのが一番手軽かな。
ちなみに、マザーボードが入っていたビニールは、電気を通さないビニールだよ。
わあ! マザーボードの裏、とげとげしてる!
のやまっくすがハンダクラックをチェックしてる……!
ハンダクラック!? か、かっこいい! わたし、すごい人みたい!
ハンダクラック……ハンダが割れていること。マザーボードでこれがあるとPCがうまく動かない。
今ここで必要なのはマザーボード本体とマニュアルだけ。他にCD-ROMが入っているけど、これは実際にPCを起動する時に使うから、今は必要なし。一緒に入っているマニュアルにはパーツの取り付け方が詳しく書いてあるから、見ながら進めると良いね。
たまにヒートシンクに保護シートが貼られている場合があるから、もし貼りられてたら外しておいてね。