それでは本題に入ろうか。PCの組み立てだけど、まず最初はコレ! 全部のパーツを出します! そして欠品がないかチェック!

ただ今回は箱から出さなくても、都度チェックするから、パーツの箱を並べて置くだけでいいよ。


え、そこからですか? それ、テストで言えば「名前を書くのが大事!」みたいなレベルじゃないですか。


テストで名前書かないと落ちるでしょ!


PCパーツはネジやケーブル、パーツを固定するためのパーツ、マニュアルなどなど、とにかく細かい部品が多いんだよ。組み立ててる途中にネジを無くしちゃって、後で「ねじが足りない!」なんてことや、そもそも「必要なパーツが入ってない!」なんてこともまれにあるから、最初のパーツの確認は大事なんだよね。


あとは、工具類も用意しておかないとね。必須なのはプラスドライバーだけ。PCケースは奥行きがあるから、プラスドライバーは、軸が長めの物を準備すること。

プラスドライバーは、一般的なNo.2(2番)サイズくらいがいいかな。軸長は約150~200mm程度あればケースの奥まで届くよ。


あと、今回は使わないけど、マイナスドライバーやソケットドライバーもあると安心。もっと言うと、いろいろな種類のネジが出てくるから、ネジを分類して仮置きできる小物ケースなんかもあって良いね。

ちなみに、マイナスドライバーはCPUクーラー外す時に、ソケットドライバーはマザーボードをPCケースに取り付ける時に使う。ソケットドライバーは、今回はラジオペンチで代用しちゃうね。


プラスドライバーだけで組み立てられるんですね!

わたし、ハンダごてが必要だと思ってました~。ハンダ持って無いなって心配だったんですけど……。


私はPCの組み立て中に、ネジ数十個が入った小物ケースをひっくり返したことがあるから、のやまっくすは気を付けてね!


それ、むっちゃん先輩だけの注意事項じゃないですか!? わたしそんなにそそっかしくないです~!


実写です。


のやまっくす、PCパーツは全部出せた?


とりあえず、ツクモから送られてきたダンボールからは出せました! 意外と少ないですね~。


ツクモの店員さんからの手紙とか入ってる? 元気でやってるかい、みたいな。


ツクモの店員さん……のやまっくすは前回、PCパーツを購入したツクモの店員さんを気に入っていました(過去形)。しかし……(詳細はこちら)。


もうその話はしないで下さい! お客さん全員に親切な店員さんなんて……っ!


お店の店員さんとしては、まっとうだけどね。


さて、PCを組み立てる前に儀式があります。

PCパーツは金属部分が表に出ている精密機器だから、体に帯電した静電気でパーツが壊れちゃうことがあるの。特に冬場は、例えばメモリを触った瞬間に静電気でバチッと放電しちゃうこともあるんだよね。

だから、組み立てる前に金属に触って電気を逃しておくか、静電気防止手袋をして組み立てると良いね。今日は、水道の蛇口に触ってから始めるよー。


初めて知りました! お手軽ですね!


PCを組み立てる前の儀式……PCパーツが静電気で壊れないように対策すること。あらかじめ金属に触れたり、導電性のある静電気防止手袋をはめたりするなど、いろいろな方法がある。地球を大きな導体として、体に溜まった電気を文字通り地面に接地させて逃がす目的で、地面から接している水道の蛇口に触れる自作PCユーザーも多い

蛇口に触るのやまっくす。