Basemark CL v1.1(グラフ41~50)

Rightware
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Synthesis Testの最後はこちら。目的はOpenCLに対応した環境で性能改善はあるか? を確認することだ。まずグラフ41とグラフ42がOverallだが、このレベルで見る限り若干の数字の変動があるものの、基本的には性能差はなさそうに見える。

個別に見てみると、Physics Simulation(グラフ43とグラフ44)では確かに性能差はあるものの、必ずCatalyst Omegaが改善しているわけでもなく、かつスコアも1%以内なので、改善があったとは言いにくい。

グラフ45とグラフ46はImage Manipulation、グラフ47とグラフ48はVodei Manipulationだが、どちらもほとんど性能は同じで、唯一大きな性能があるのはRadeon R9 290XのVideo Noise Reduction「のみ」という結果だと、どちらかといえばこちらのテストに問題があったと判断したほうがよさそうに見える。

最後のFractal Test(グラフ49とグラフ50)も同様で、明確な性能差は確認できない。結果からいえば、OpenCL周りの性能改善はなさそうに見える、というのがここでの結論だろう。