Hitman Absolution(グラフ115~120)

Square Enix
http://www.hitman.jp/

ベンチマーク手順はこちらに同じ、としたかったのだが、さすがにローエンドビデオカードにはつらいものがある。そこでローエンドについては

  • MSAA:Off
  • 画質プリセット:中

としている。一報のハイエンドでは

  • MSAA:8x
  • 画質プリセット:ウルトラ

とし、あとは解像度を変更しただけである。

さて、結果であるが先にお断りすると、Radeon HD 7970は3840×2160pixel環境でベンチマークを行うと100%確実に止まる。動かない訳ではないが、最初の門を潜るあたりで止まるか、もしくは公園の中をカメラがグーッと回り、最後に警官がたむろしているあたりに近づいたところで止まるかのどちらかである。

おそらく設定を少し下げれば動作するのではないかと思うが、今回はテスト不能としてデータ収集を打ち切った。ちなみにCatalyst Omegaでもこの問題は解決しなかった。

まず平均フレームレート(グラフ115とグラフ116)を見ると、Radeon R7 250Xは若干性能が改善するが、1fps程度だからそう大きな差ではない。高解像度では殆ど差が無いのは、もう負荷が高すぎて多少ドライバを改善したくらいでは性能差が出なくなっているためだろう。

最大フレームレート(グラフ117とグラフ118)を見ると、性能差というよりはむしろグラフの形がスムーズになっている事のほうが目を引く。

一方の最小フレームレート(グラフ119とグラフ120)では、グラフの形が正常化したとも言いにくいし、性能が改善したともいいにくい、微妙に違う結果になっている。特にRadeon R9 290Xの3840×2160pixelの結果が1fpsを切ってるあたりは、最適化がうまく機能しているとも言いにくい感じを受ける。総じて、Catalyst Omegaの効果があまり無い、として良さそうである。