S.T.A.L.K.E.R Call Of Pripyat(グラフ133~156)
GSC Game World
http://cop.stalker-game.com/
"いまさら"といわれるかもしれないが、メインはDirectX 10.1ながら一部DirectX 11の機能を取り込んだということで、Far Cry 2よりも少し新し目のゲームとして選択した。ベンチマーク手順はこちらの通りで解像度だけ変えている。
まずはDay(グラフ133~138)。平均フレームレート(グラフ133とグラフ134)はほぼ変わらず、最大フレームレート(グラフ135とグラフ136)も殆ど同じだけどやや下がり気味、最小フレームレート(グラフ137とグラフ138)は、最大フレームレートが落ち込む1600×900pixelでむしろ盛り返す、というのはこれまで1600×900pixelの描画に問題があったのをむしろ修正したという感じがする。
もっとも次のNight(グラフ139~144)を見ると、特にハイエンドの最小フレームレート(グラフ144)では1600×900pixelでむしろ落ち込んでおり、一方最大フレームレート(グラフ141とグラフ142)ではほとんど差がないから、必ずしも修正が正しく機能していると言いがたい。ローエンドの最小フレームレート(グラフ143)ではむしろ盛り上がってるから、判断は難しいが。
Rain(グラフ145~150)では差がぐっと縮まっており、もう性能改善うんぬんではなく単なる誤差という気もする。一番負荷の高いSunShafts(グラフ151~156)でも明確な差が出ているとは言いがたい。
平均フレームレートは4つのシナリオでどれも差が見られず、その意味ではDayなどに出てくる1600×900pixel付近の値の変化も、本当にCatalyst Omegaでの修正が利いているのかどうか怪しいところ。とりあえず性能面でのブーストはあまり見られない、として良いだろう。