エプソンのColorioプリンタ/複合機における2012年の主なキーワードは、「小型化」と「ネットワーク連携強化」の2つだろう。特にインパクトが強いのが、「Colorio EP-805A」などインクジェット複合機に見られるダウンサイジングの流れだ。従来機種に比べて40%もの小型化を実現することで、さまざまな場所に置けるサイズとなっている。しかもこれで機能は増えているというのだから驚きだ。

ネットワーク面では、無線LANに対応するすべてのモデルでスマートフォンやタブレットと連携できるようになっている。専用アプリを使うことで、PCなしでも快適に印刷したり、スキャンしたりすることが可能だ。本体にメールアドレスを登録することで、メールから自動印刷できるようになった点にも注目したい。

上位モデルでは液晶ディスプレイが大型化され、タッチ操作がより簡単になっている。自動両面機能が多くのモデルに搭載されているのも特徴的だろう。今後、標準機能として定着してくれるとうれしい。

最新モデルとしては、全14機種がリリースされている。今回はその中から特徴的な4モデルについて、性能や使い勝手を紹介していこう。取り上げるのは以下の機種だ。

Colorio EP-805A(3色カラーバリエーション)

Colorio EP-905F

Colorio PX-435A

Colorio me 宛名達人 E-830

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