最初にスキャンを行う

さて、ここまでのインストール・設定を終えたら、まずはウイルススキャンをやっておきたい。インターネット セキュリティ 2010を起動しよう。方法は、デスクトップのアイコン(図13)かタスクバーのインターネット セキュリティ 2010のアイコンをクリックする。ちなみに、タスクバーのアイコンを右クリックして表示されるメニューは、図27である。

図27 タスクバーのアイコンから表示されるメニュー

図27からもインターネット セキュリティ 2010のメインメニューを表示させることができる。いずれかの方法で起動すると図28のようになる。

図28 インターネット セキュリティ 2010のメイン画面

ここから左下の[スキャン]を選択する。このウイルススキャンでは、システム領域のみが検査される(図29)

図29 スキャン中

今回のスキャンの結果、4つのスパイウェアが発見された(図30)。

図30 スパイウェアを発見

本来ならば、「推奨」とあるように[自動駆除(推奨)]にチェックを入れ、自動的に削除するのが安全だろう。しかし、せっかくなので、[アイテムごとに決定]を選び、どんなスパイウェアかを確認してみようと思う。[次へ]をクリックする。検知されたスパイウェアが一覧で表示される(図31)。

図31 検知されたスパイウェアの一覧

スパイウェアの名前をダブルクリックすると、それがどんなものであるのか?エフセキュアのWebサイトが表示され、データベースに登録されたマルウェアの解説が表示される(図32)。

図32 マルウェアの解説、Webブラウザで表示される