BranchCacheは、本社と支社を接続する回線が細い場合に有効な機能で、本社からのデータを受信する場合、支社の指定したPCがあらかじめダウンロードしておけば、ほかのPCは自動的にそのダウンロードしたPCからダウンロードを行うため、支社の全員が細い回線を使わずにすむ。2つの動作モードがあり、小さい支社であればWindows Server 2008 R2が不要なDistributed Cacheを使い、ある程度の規模の支社であればWindows Server 2008 R2を使うHosted Cacheの利用が推奨されている。
Vistaで搭載された暗号化機能「BitLocker」も拡張され、リムーバブルメディアを暗号化する「BitLocker To Go」も新規で搭載。FATフォーマットにも対応し、グループポリシーを使えば、暗号化されていないUSBメモリにデータを書き込ませない、といった設定もできる。