E-410の画像でもっとも驚いたのは、ノイズの少なさだった。もともと小さな撮像素子を使うフォーサーズはノイズの面で不利だったのだが、E-330でLiveMOSを採用したときにずいぶん低ノイズになった印象があった。E-410では、これがさらに推し進められたようだ。E-330ではISO 800で少し赤や青のノイズが発生し、ISO 1600ではまだらのようになった。それがE-410ではISO 1600でも少しコントラストが低くなり、ざらつきが現れる程度で、ノイズらしいノイズは見られない。もしかするとE-410の低ノイズ性は、KissXよりも上かもしれない。