E-410の画像でもっとも驚いたのは、ノイズの少なさだった。もともと小さな撮像素子を使うフォーサーズはノイズの面で不利だったのだが、E-330でLiveMOSを採用したときにずいぶん低ノイズになった印象があった。E-410では、これがさらに推し進められたようだ。E-330ではISO 800で少し赤や青のノイズが発生し、ISO 1600ではまだらのようになった。それがE-410ではISO 1600でも少しコントラストが低くなり、ざらつきが現れる程度で、ノイズらしいノイズは見られない。もしかするとE-410の低ノイズ性は、KissXよりも上かもしれない。

ISO感度テストの撮影画像。プログラムAEで、ISO感度を変更して撮影。以下は中央部をトリミングしたもの。リサイズは行なっていない
ED 14-42mm F3.5-5.6
42mm(84mm相当)
SHQ(JPEG)
プログラムAE(F5.6)
WB:オート
仕上がり:NATURAL

撮像感度:ISO 100

撮像感度:ISO 200

撮像感度:ISO 400

撮像感度:ISO 800

撮像感度:ISO 1600