それでもマグニファイヤーがお薦め

ファインダー(光学)はそれほど広いとはいえない。これは撮像素子が小さいため仕方がないともいえる。実測したところE-410の視野角は約19.0度だった(対角。以下同)。これはE-500の約18.1度よりも広いとはいえ、D80(約23.7度)やα100(約22.4度)よりもずいぶん狭い。KissX(約19.0度)とほぼ同じレベルだ。

オプションのマグニファイヤー(ME-1)を使うと視野は22度程度まで広くなるが、ファインダー内の上下が暗くなるのが難点。細かなところだが、E-500ではアイカップが外れやすく、バックの中で外れていたこともあったのだが、E-410は嵌め込み部分にノッチが付き、外れにくくなった。マグニファイヤーも明らかにしっかり収まる。

E-410のファインダー内の像。視野角は実測で約19.0度だった

E-410にマグニファイヤーを付けた状態。上下が暗くなるのは難点だが、それでも広くなるのはありがたい