ライバルはE-510
E-410はユニークなカメラである。一眼レフとしては圧倒的な小型軽量なボディ、そしてライブビュー機能。撮影機能そのものについては目立ったところはないが、どれも標準以上のポテンシャルを備えている。ゴミが写り込む心配がないのもうれしい。
この後、オリンパスはE-510を登場させる。性能的にはこのE-410とほぼ同等だと思われるが、違いは手ブレ補正機能。結局のところ、コンパクトなボディを取るか、手ブレ補正を取るか、ということになるだろう。この選択は悩むに値するが、E-510が登場する前にE-410を買ってしまっても、後悔はしないはずだ。
昼寝のワンちゃん。オリンパスらしい軟らかい写真になった。頬の部分は白飛びしているが、繋がりは自然 |
水族館で20cmほどのイカを撮影。暗かったためISO800まで上げたが、ノイズはほとんどない。体の模様も細部まで写し取れた |
近所での風景。倒れた木がなんだか物悲しい |
水族館前で生演奏を行なっていた。もう少し晴れていればいいのだが、演奏者に似合わない少々淀んだ写真になってしまった |
最短撮影距離を割り込んだ近さで撮影。それでもなんだかいい絵になった |
誕生日のケーキ。とくに露出補正もしていないのに、いい雰囲気になった |
マクロレンズで撮影。抜けが悪く見えるが、これはこれで味があっていい |
これもマクロレンズ。軟らかさとシャープさのバランスがオリンパス流 |
花と女性 |
少し夕暮れが始まった時刻。なんともいい感じの赤み |
テスト撮影:川上卓也(Mediart)
作例撮影:加藤真貴子(WINDY Co.)
レポート:西尾 淳(WINDY Co.)