効果を追加したキャプチャ

Snagitでは、効果をつけたキャプチャリングが可能だ。他のグラフィックアプリケーションの手を借りずとも簡単に実現する。キャプチャと同時にこれらの効果が付けられるところが便利な点だ。

キャプション効果

キャプション効果機能を設定することでキャプチャ画像にコンピューター名、ユーザー名、日付、任意のテキストを入力することができる。[プロファイル設定]欄の[効果]から[キャプション]を選択する(図23)。

図23 [プロファイル設定]欄の[効果]から[キャプション]を選択

[キャプション]ダイアログが起動する。次は[キャプションを確認]にチェックを入れる。ここにチェックを入れるとキャプチャするごとに画像にキャプションを入力できる。このチェックを外すと、下の[キャプションテキスト]欄にテキストを入力できる。

毎回同じ内容を入力する場合は、ここにテキストを入力した方がいいだろう。[システムキャプション]には、[コンピュータ名]と[ユーザー名]、[時刻/日付]をチェックボックスで選択できる(図24)。必要な項目設定したら[OK]ボタンをクリックして設定完了だ。

図24 [キャプション]ダイアログの設定

後は、通常のキャプチャを行えばいい。キャプチャすると[Snagit キャプションダイアログ]が起動する。テキストボックスにキャプションを入力して[OK]ボタンをクリックする(図25)。

図25 [Snagit キャプションダイアログ]

Snagitエディタでキャプチャ画像を確認するとヘッダー部分に日付、フッター部分にキャプションが入力されている(図26)。

図26 キャプション入り画像

透かし効果

キャプションと同様にキャプチャ画像にウォーターマークのように透かしを入れることもできる。透かしには、画像を活用できる。利用方法は、[プロファイル設定]欄の[効果]→[透かし(W)]を選択する(図27)。

図27 [プロファイル設定]欄の[効果]→[透かし]

[透かし]ダイアログが起動する。ここで[透かしを有効にする]にチェックを入れ、[透かし]の項目で画像ファイルを指定する(図28)。次は[詳細設定]をクリックする。

図28 [透かし]ダイアログ

[詳細設定]で、配置の効果や位置、透かしのサイズを設定する(図29)。設定が完了したら[OK]ボタンをクリックする。

図29 詳細設定

後は、通常と同じようにキャプチャすれば、キャプチャ画像に透かしが表示される(図30)。

図30 透かしが表示される