「オールインワンキャプチャ」以外の様々なキャプチャ機能
Snagitでは、簡単に柔軟なキャプチャを行える「オールインワンキャプチャ」以外にも多彩なキャプチャ方法を搭載している。それらの一部を紹介してみよう。
「拡張ウィンドウ」キャプチャ
ブラウザやアプリケーションの"非表示部分"に関しては前述のスクロールキャプチャを利用できるが、デスクトップウィンドウからはみ出たウィンドウ(図10)をキャプチャするには、[拡張ウィンドウ]キャプチャを利用する。
Snagitウィンドウの下部分の[プロファイル設定]の[入力]部分から[詳細設定]→[拡張ウィンドウ]を選択する(図11)。
この設定にしておけば、はみ出したウィンドウをキャプチャすると[拡張ウィンドウのキャプチャ プレビュー]ダイアログが表示される(図12)。[プレビュー更新]ボタンをクリックしてプレビュー画像に画像が表示されているか確認して、問題なければ、[OK]ボタンをクリックするとよい。
後は、Snagitエディタでキャプチャを確認すればOKだ。
メニューキャプチャ
操作方法などはキャプチャとの相性が良い。チュートリアルやハウツーのように、実際にどのような操作でアプリケーションを利用するのかを他人に教えたりすることは、ナレッジマネジメントの具体的実践という側面もある。メニューキャプチャは、アプリケーションなどメニューの連続した動きをキャプチャする。Snagitの下部分の[プロファイル設定]の[入力]部分から[メニュー]を選択する(図13)。
次は、[プロファイル設定]欄の一番右側の[オプション]の中から時計のアイコンの[タイマー キャプチャ]アイコンを選択する(図14)。
[タイマー設定]ダイアログが表示されるので、[遅延/スケジュール]タブの中の[遅延/スケジュール キャプチャを有効にする]にチェックを入れて、ラジオボタン[遅延キャプチャ]を選択。[カウントダウン表示]にチェックが入っているかどうかを確認する(図15)。[OK]ボタンをクリックする。これでメニューのキャプチャの設定完了だ。
さっそく、メニューをキャプチャしてみよう。[PrintScreen]キーを入力すると右下にカウントダウンの数値が表示される(図16)。カウントダウンが終了するまでの間に表示したメニューがキャプチャされることになる(図17)。