CineBench R10

MAXON Computer GmbH
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ここからレンダラー2連発である。まずグラフ14はCineBenchのRendering性能。こちらの傾向はほぼ、SYSMarkの結果に通じるものがある。一方グラフ15のShadingについては、ほぼSingle ThreadということもあってHyper-Threadingは利きにくい。結果、Hyper-Threadingを有効にすると微妙にスコアが落ちるのは致し方ない。ただ、Windows Vistaの場合と比較すると、落ちかたが緩やかになっているのはWindows 7の効果だろうか。こうした場面でこそ効果的と思えるTurbo Boostだが、結果から言うと殆どその効果は殆ど感じられない。やはり同一周波数のNehalem並みといったところか。そしてここでもPhenom IIはちょっと苦しい戦いではある。