ベルゲンからフッティルーテン(沿岸急行船)でオーレスンへ。フッティルーテンはノルウェー西部~北部の沿岸部を結ぶ定期クルーズ。冬場はオーロラも鑑賞できて人気が高い。船によっては船内にはバーやサウナ、ジムなども備えている。

朝食と昼食はビュッフェスタイルで提供される

室内はとても広々としていて快適。バス・トイレなども完備する

到着したオーレスンは、ノルウェー西岸に位置する漁業の町。家々の大半は1904年の大火後に建てられたもので、アールヌーヴォー様式を基調とした建築物が印象的だ。アクスラ山からの眺めも美しい。

標高189mのアクスラ山からの景色。頂上には展望台があり、そこから階段で降りることができる

尖塔や優美な装飾が印象的なアールヌーヴォー様式を基調とした建築物

オーレスンのアール・ヌーボー・センターには「タイムマシン」がある。エレベーターに乗る。すると1904年の大火の日まで時間が遡る演出がなされる。そこで扉が開き映像が流れる部屋へと通される。ここでは、1904年に起きたオーレスンの大火を音や映像で紹介している。ちなみにこの大火は1904年1月23日に発生し、数時間で約1,000軒もの家が焼けたという(ちなみに死者は1人)。

エレベーターの内部。時間が遡っていくような映像が流れる