ファイアウォールの設定を変更する

インターネットに接続するアプリケーションによっては、起動後に警告メッセージが表示される場合があります(図26)。問題のないアプリケーションなら、「次回から表示しない」にチェックが入った状態で警告メッセージの[許可]ボタンをクリックしましょう。それ以降は問題なく利用することができます。

普段利用しているアプリケーションでも警告メッセージが表示されることがあるので、[許可]ボタンをクリックします(図26)

許可したアプリケーションは、メイン画面の[不正侵入対策/ネットワーク管理]ボタンの[パーソナルファイアウォール]で[設定]ボタンをクリック→「セキュリティレベル」の[詳細設定]ボタンをクリック→[例外ルール(プログラム)]タブに追加されています(図27)。

[許可]ボタンで許可したプログラムは、パーソナルファイアウォールのプロファイルに登録されます(図27)

他にも、今まできちんと動いていたアプリケーションが突然インターネットに接続できなくなった場合は、[追加]ボタンで登録しておくと良いでしょう。また、プログラム名を選択して[編集]ボタンをクリックすれば、プロトコルやポートなどの細かい設定が可能です。

なお、インストール時に「ネットワーク接続環境について」で「ADSL/光/ケーブルテレビを利用している(推奨)」を選択した場合のパーソナルファイアウォールは、ルータを利用している環境を想定したセキュリティレベルになっています。

もし、ケーブルモデムやADSLモデムなどで直接インターネットに接続している環境なら、メイン画面の[不正侵入対策/ネットワーク管理]ボタンの[パーソナルファイアウォール]で[設定]ボタンをクリック→[プロファイルの変更]ボタンをクリックします。開いたダイアログで[家庭内ネットワーク1]を選択し、[このプロファイルを有効にする]ボタンをクリックして設定しましょう(図28)。

ケーブルモデムなどで直接インターネットに接続している場合は、パーソナルファイアウォールのプロファイルを[家庭内ネットワーク1]に変更しましょう(図28)