迷惑メール判定の設定をする

ツールバーの[迷惑メール対策ツール]ボタン→[迷惑メール判定の設定]を選択すると、[迷惑メール判定の設定]ダイアログが開きます。ここで迷惑メールに関する設定を行います。[判定レベル]タブでは、判定のレベルを指定します(図44)。通常はデフォルトのまま変更する必要はないと思いますが、迷惑メールの判定が甘いと思ったら「高」、厳しいと思ったら「低」を選択します。また、「トレンドマイクロ オンライン判定サービス」のチェックが入っていると、[迷惑メールとして報告]ボタンや[安全メールとして報告]ボタンをクリックした際に、判定用のメールがトレンドマイクロ宛てに送信されます。

「迷惑メールの判定レベル」は「中」のままでも、誤検出は比較的少ないです(図44)

[許可するアドレス]タブには、アドレス帳や[許可するアドレス]ボタンをクリックしたメールのアドレスが登録されています。[禁止するアドレス]タブは、[禁止するアドレス]で登録したメールアドレスが登録されています。いずれも[追加]ボタンで新規追加することができます。[対象言語の設定]タブでは、外国語のメールを迷惑メールとして処理する指定をします(図45)。一覧には日本語も入っているので、[すべて選択]ボタンをクリックした場合は日本語のチェックを外しておきましょう。

対象言語は「日本語」にチェックしないよう気を付けましょう(図45)

[詳細設定]タブでは、迷惑メールの通知や削除方法の指定をします(図46)。「迷惑メールの保存」欄にあるチェックボックスをチェックすると、指定した日数が過ぎた迷惑メールフォルダ内のメールを「削除済みアイテム」フォルダに移動します。また、「迷惑メールの削除」欄のチェックボックスをチェックすると、Outlook Express終了時に「削除済みアイテム」フォルダ内のメールをすべて削除します。

保存する日数を指定しておけば、日数を過ぎた迷惑メールが自動的に「削除済みアイテム」へ移動します(図46)