Webサイトの安全性を事前に確認する
ウイルスバスター2008のインストールCD-ROMには、「Trendプロテクト」というIE用のアドオンが入っています。これをインストールすると、表示中のWebサイトの安全性が分かるほか、GoogleやYahoo!、Live Searchで検索した結果のリンクに色が付き、リンク先が安全かどうか事前に知ることができます。
CD-ROMを挿入して起動する画面で、「Trendプロテクトを追加する」をクリックするとインストールが開始します。指示に従って進めればインストールは終了します。あるいは、メイン画面の左下にある[トレンドフレックスセキュリティ]ボタンをクリックしてWebサイトにアクセスし、ダウンロードすることもできます。
インストールが終了するとIEが起動して、Trendプロテクトの解説ページが開きます。また、ツールバーにはTrendプロテクトのボタンが表示されます(図47)。このボタンが緑なら安全なWebサイトで、黄色は不審なWebサイトを示します。また、赤なら危険なWebサイトのためアクセスが制限されます。
Trendプロテクトの便利なところは、GoogleやYahoo!、Live Searchの検索結果でリンクに色が付き、安全性を事前に確認できるところです(図48)。赤い色のリンクはクリックしてもアクセスが制限されます(図49)。また、リンクが黄色や緑の場合でも、Webサイトにアクセスした後に別のページに移動して、そこが危険なWebサイトであればアクセスが制限されます。
検索結果の一覧で、リンク先が安全かどうか色で判断することができます(図48) |
赤いリンクをクリックするとブロックされ、ページアドバイザに概要が表示されます。問題ないサイトであれば、「このサイトを信頼設定する」をクリックします(図49) |
もし、アクセスが制限されたWebサイトでも安全なことが分かっている場合は、フキダシのように表示されるページアドバイザの「このサイトを信頼設定する」をクリックして、制限を解除することができます(図50)。
このようにTrendプロテクトが監視してくれているため、基本的には安全なブラウジングが行えるようになっていますが、それでも万能ではありません。怪しい情報には近づかないようにするのが一番です。