アプリ起動もサクサクで毎日が快適になる

Windowsの起動だけでなく、アプリの起動なども快適だ。Adobe ReaderやMicrosoft Officeなど、普段だったらわずかながらも起動時に待ち時間が発生するものも、瞬時に起動する。実際の作業時間に影響があるようなものではないのだが、気持ちの上での快適さが全く違ってくるポイントだ。

その実力を、ディスク性能を測定するベンチマークソフト「CrystalDiskMark」で確認してみよう。内蔵されているHDDとSSDに対してそれぞれ実施したので、これは同等スペックのマシンにHDDを搭載した場合とSSDを搭載した場合の比較値として考えてよいだろう。数値の開きは大きく、SSDがいかに高速化に貢献するかがよくわかる。

また、Windowsエクスペリエンスインデックスの結果にも注目したい。HDDを搭載しているマシンの場合、プライマリハードディスクの項は5.9が一般的な結果だ。ところが、SSDがプライマリになっている試用機では、7.6という結果が出ている。他の項目についても非常に好成績だ。現在のWindowsエクスペリエンスインデックスは最高値が7.9であることを考えると、全項目が7点台に乗ったこのマシンは相当な快適さであるということになる。 ゲーム利用などを考えるユーザーのために、PCMARK7と3DMARK11、MHFベンチマーク「大討伐」も実施してみた。試用機に搭載されているグラフィックスカードはNVIDIA GeForce GTX 550Ti/1GBだ。ゲーム用ととしてはミドルクラスのものになるが、特別なハイスペックを必要としないゲームならば十分対応できそうだということがわかる。

動画
本体のマニュアルファイルを「Adobe Reader」で開いてみた。瞬間的な起動が心地よい

CrystalDiskMark 3.0.1 SSDの場合

CrystalDiskMark 3.0.1 HDDの場合

MHFベンチマーク「大討伐」

■Windowsエクスペリエンス インデックス
プロセッサ 7.7
メモリ 7.7
グラフィックス 7.3
ゲーム用グラフィックス 7.3
プライマリハードディスク 7.6
■PCMARK7
PCMARKs 4513
■3DMARK11
3DMARKs P2577