◆Borderlands 3(グラフ20~26)
Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/
ベンチマーク方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。設定は
全体的な品質:ウルトラ
アンチエイリアス:テンポラル
である。
さて結果であるが、フレームレート変動(グラフ23~26)で判るように差が出るのは2Kのみであり、その2Kの平均フレームレート(グラフ20)を見ると確かにCore i5-14600K/Core i9-14900KはCore i5-13600K/Core i9-13900Kより若干フレームレートの上乗せはある。あるのだが、Ryzen 9 7950XはともかくRyzen 7 7800X3DとかRyzen 9 7950Xには及ばない程度でしかない。
◆Company of Heroes 3(グラフ27~33)
Company of Heroes 3
Relic Entertainment
https://www.companyofheroes.com
ベンチマーク方法はこちらのCompany of Heroes 3の項目に準ずる。設定は
Image Quality:Ultra
Physics Quality:High
Shadow Quality:High
Texture Detail:Ultra
Geometry Detail:Ultra
Anti-Aliasing:High
とした。
Company of Heroesの場合、フレームレート変動(グラフ30~33)で判るように序盤はCPUによる差が殆ど無いが、広範に入ると急速に差が出て来る。要はAI同士で市街地戦を激しくやるが、ここにランダム要素が結構入っており、それもあって同じシナリオであっても毎回変化があるのだが、それとは別に後半に入ると戦闘車両や兵士などがどんどん増え、それに伴い戦闘のエフェクトなども激しくなることで負荷が増える格好だ。この際に、GPUだけでなくCPUも結構酷使されるようで、これが性能に大きく影響する格好だ。とりあえず平均フレームレート(グラフ27)を見るとブッチギリでRyzen 9 7950X3Dが最高速だが、Core i9-14900Kも結構健闘しており、Core i9-13900Kの262.5fps→286.1fpsと20fps以上持ち上げているのは優秀と言える。またCore i5-14600Kも279.9fpsと、Core i5-13600Kの265.8fpsから15fps近く引き上げられているのは素晴らしい。実際Ryzen 7 7800X3Dは269.1fpsでしかない訳で、少なくともRyzen 7 7800X3Dには追いついたとしても良いとは思う。
◆Cyberpunk 2077(グラフ34~40)
Cyberpunk 2077
CD PROJEKT RED
https://www.cyberpunk.net/us/ja/
ベンチマーク方法はこちらのCyberpunk 2077の項目に準ずる。設定は
Quick Preset:Ultra
Ray Tracing:Off
とした。
こちらもフレームレート変動(グラフ37~40)で判るようにBorderlands 3とよく似た傾向で、2.5Kでほぼ収束、3K以上はちょっと太目の線という感じなので、差がでるのは2Kのみであるが、その2Kでの性能はやっぱり3D V-Cacheを搭載するRyzen 7 7800X3DとRyzen 9 7950X3Dが圧倒。Core i5-14600K/Core i9-14900Kも健闘しており、Core i5-13600K/Core i9-13900K比で5fps以上の上乗せを実現しているものの、3D V-Cacheには及ばないといった感じである。差が少ない筈の2.5Kでも、若干とは言えまだRyzen 7 7800X3DとRyzen 9 7950X3Dにビハインドを負っているあたりは、まだ性能差が確実にある、として良いかと思う。