UbiSoft
http://ubisoft.co.jp/farcry5/

2018年3月末からSteamで配信が始まったFar Cry 5。ベンチマークモードも内蔵しているので、今回新規に追加してみた。テスト方法であるが、

  • メインメニューからOPTIONSを選択(Photo28)
  • Optionメニューから"VIDEO"を選択(Photo29)
  • Videoメニューの"Monitor"タブで以下の通り設定する(Photo30)。Refresh Rateはいじらない
    • Window Mode:Fullscreen
    • Display Resolution:1920×1080/2560×1440/3200×1800/3840×2160pixelを設定
    • HDR:N/A
  • Videoメニューの"Quality"タブで「Graphics Quality:High」とする(Photo31)。他はデフォルトのまま
  • Videoメニューの"Advanced Sttings"タブで「V-Sync:Off」「Enable Framerate Lock:Off」とする(Photo32)。他はデフォルトのまま
  • Monitorタブ(Photo30)に戻ってF5キーを押すとベンチマークが始まる
  • Photo28:ちなみにインストール後の容量は27GBほど

  • Photo29:下の方に"Benchmark"の項目も見えるが、これは使わない

  • Photo30:ここでRefresh Rateを無効にしようと苦闘してしまった

  • Photo31:ここをHigh以上にすると、4Kの時にフレームレートが落ちすぎてしまってCPUのテストに向かないので、今回はHighどまりで

  • Photo32;FOVとかをいじるといろいろ変わりそうなので、デフォルトのままで

という手順だ。以後は解像度を変えながらベンチマークを繰り返し取ることになる。

ちなみにベンチマークそのものは、非常に牧歌的なBGMと非常に血生臭い描写が共存する、何ともいえない代物(苦笑)であるが、1分程度で終わり、結果が表示されて終了である(Photo33)。

  • Photo33:このフレームレート変動がCSVで出てくれば言うことないのだが……

自動的に結果も保存してくれるのだが、ファイルサイズが2MBのHTMLで、フレームレート変動のグラフはpngの形で埋め込み、という再加工も何もしようがないものなので、今回は平均/最大/最小の各フレームレートをPickupしてまとめている。

それでは値の傾向は? ということでPhoto34~37がそれぞれCore i7-8700Kにおける1920×1080pixel/2560×1440pixel/3200×1800pixel/3840×2160pixelでのフレームレート変動である。

  • Photo34:1920×1080pixelの結果

  • Photo35:2560×1440pixelの結果

  • Photo36:3200×1800pixelの結果

  • Photo37:3840×2160pixelの結果

比較していただくと分かるが、傾向はだいたい以下のようになる。

  • ベンチマーク開始直後が最大フレームレート
  • ベンチ開始10秒前後あたりに大きく落ち込み、ここが最小フレームレート
  • そこから先は平均フレームレートに近い程度で推移

以上を念頭に結果を見てみると、平均フレームレート(グラフ20)と最小フレームレート(グラフ22)は、1920×1080pixelでは結構バラけており、ここではCore i系が強くRyzenは一歩及ばないというところ。

  • グラフ20:Far Cry 5 Ave

  • グラフ21:Far Cry 5 Max

  • グラフ22:Far Cry 5 Min

ただそれ以上の解像度になると、GPU負荷が高まることもあってかほとんど差がない。最大フレームレート(グラフ21)では、1920×1080pixelでも差が出ないため、確かにCore i系が有利ではあるが、その差はそれほど大きくないとして良いと思う。