7・写真を見ながらキーを入れる【通常キー】

掃除前に撮影した写真を参考に……

キーが乾いたら、通常キーから本体にはめ込んでいく。スタビライザが付いているロングキーは後回し。その際、最初に撮影したキーボードの写真を見ながら進めるとスムーズに戻すことができる。特殊キーや右下、左下の配列はキーボードによって違いが出やすい部分でもあり、ユーザーが独自のカスタマイズをしていたりもして、意外と配列は覚えていないものだ(筆者の経験)。

キーを乾かしたランダムな状態のまま、写真を見ながらはめていくこともできるが、今回はタオルの上で、先に配列順に並べてみた。

なお、キーの裏に、メーカーによっては[R1][R2][R3][R4](もしくはBCDEF)と書かれているものがあり、これはキーの列を表している。R1は最も手前の2列、R2は3列目、R3は4列目、R4は5列目……といった具合だ。どの列のキーか迷った時や、ひとまず列ごとにキーをまとめたい時などに確認してみても良いだろう。

使ったモノ……特になし
プロの視点……「キー裏の[R1]などの表記は製造メーカーによってあったりなかったりします」

数字キーから並べていく

本来の配列に揃えたキー

アーキサイトではキーボード掃除用セットとしてキーキャップを固定できる専用ブリスターを販売している(CHERRY MX用)。キーを外すキーボード掃除の最中に、キーを正しい配列で一時保管・固定できる便利グッズなのだが、今回のキーボードには対応しておらず残念ながら使えなかった

キー内部に[R4]の表記が。これは一番上段(数字キー)のキーということ

キーには打鍵のクセが出やすい。所有者はカーソルキーを爪でひっかくように押していた人、とのこと

2つの同じ[Fn]キーを見て、全体および個別キー摩耗の状態を考慮し即座に左右どちらに配置されていたか判断する木村氏(HHKB Lite2は最下段の左右両方に[Fn]キーが配置されている)

最後に右側の[Fn]キーをはめ込み……

通常キーのはめ込みが終了