今回、iPhoneのカメラにフォーカスを充てて話を進めてきたが、iPhoneカメラの醍醐味であるアプリによる加工や活用については触れてこなかった。それでもこれだけの可能性と使い方が眠っていることに驚かされるが、アプリを使うことで、撮影時には思いもよらなかった撮影機能を楽しむことができるようになる。

写真の世界はそもそも奥深いものがあるが、iPhoneはこれまでのカメラや写真の世界とは異なる、デジタルならではの楽しみを加えてくれているように思う。まだまだ活用を深めていかなければ、と気づかされたのは、この原稿を書いている筆者だけではないはずだ

松村太郎(まつむらたろう)
1980年生まれ・米国カリフォルニア州バークレー在住のジャーナリスト・著者。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。近著に「LinkedInスタートブック」(日経BP刊)、「スマートフォン新時代」(NTT出版刊)、「ソーシャルラーニング入門」(日経BP刊)など。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura