インタビューの際に問題になるのは音だ。ざわついた展示会場では、iPhoneだけではその人の声をくっきりと記録するのは絶望的である。静かな部屋でも、やはりマイクから遠い声をきれいに加工するのは難しいものだ。加えて、せっかくフルHDあるいは4Kでビデオを撮影しても、iPhoneのマイクはモノラル記録であるため、臨場感に欠ける。
やはり、ビデオ撮影の際には外部マイクを使用するのが良いだろう。
インタビューの際には、ゼンハイザーがリリースしているLightning接続のマイク、ClipMic Digitalや、IK Multimediaがリリースするヘッドフォン端子を利用したiRig Mic Lavといったタイピンマイクがお勧めだ。
前者には、音声処理にApogeeのエンジンが内蔵されており、編集なしでクリアな音を記録できる。また後者は、2本まで数珠つなぎが可能なので、対談の声をクリアに記録するのにぴったりだ。
またLightning接続のIK Multimedia iRig Mic Fieldは、縦型、横型に対応するステレオマイクで、音声記録を充実させることができる。