製造に関する追加情報
製造に関する追加情報としては、TechCrunchの「Apple Dominating Shipping Capacity Out Of China With New iPhones」というレポートが興味深い。
Appleが新型iPhoneの当初の製造目標を7000~8000万台に設定した可能性があることは以前にレポートしたが、これを実現するためにサプライヤや組み立てメーカーがApple案件を優先してフル稼働状態に入っており、結果として他のメーカーがこれらサプライヤやメーカーに処理の優先順位を落とされ、ホリデーシーズン商戦にタイミングよく商品を供給できなくなる可能性があるという。FedExやUPSなど流通ルートの確保も問題になるとみられ、もし以前のレポート通りの製品が一度に特定市場に大量投入されると、しばらく流通面での混乱がみられる可能性が出てくる。
ディスプレイの話題
ディスプレイサイズの話題では、2種類あるiPhoneのバッテリ容量が流出パーツから推測されている。ディスプレイサイズが一気に大型化するわけで、容量の急増は予測の範囲内だろう。
むしろ現在の話題はサイズそのものよりも「解像度」に関するミステリーだ。本来であればエミュレータや開発キットが配布されているわけで、すでに開発者が新端末に関する解像度情報を入手して、その一部が流出していてもおかしくない。それにも関わらずギリギリまで精度の高い情報が出てこないのは、解像度情報が新端末における重要なポイントであることを示唆している可能性がある(もちろん解像度情報にまったく意味がない可能性もある)。