Metro: Last Light(グラフ44~51)

4A Games
http://enterthemetro.com/

ベンチマーク手順であるが、やり方そのものはこちらだが、設定は下記の通りとする(Photo36)。解像度は他と同じだ。

  • Quality : Very High
  • Texture filtering : AF 16X
  • Motion blur : Normal
  • SSAA : On
  • Tesselation : Very High
  • Advanced PhysX : Off

Photo36:Qualityを変更してもTexture filtering以下の項目は自動変更されないので、手で全項目設定してやる必要がある

平均フレームレート(グラフ44)を見ると、R9 295X2が圧倒的に高いが、なぜか4K解像度ではR9 290Xの方が高速、というのはやや不思議なところ。最大フレームレート(グラフ45)も同じで、途中まではR9 295X2が最速だが、4KのみHD 7990に逆転されている。最小フレームレート(グラフ46)は途中やや暴れているが、全体的には10fps未満と結構負荷は高めで、特に4K解像度になると5fps前後といった結果になっており、ここではR9 295X2のメリットはあまりない。

次に実際のフレームレート変動を見てみよう。SD解像度(グラフ47)~4K解像度(グラフ51)まで、全体的にR9 295X2のグラフは他と明確に分離しており、一回り高い性能を発揮していることが分かる。

もっともこのグラフ、約172秒分のテストを0.25秒単位で平均しているので細かな上下までは拾いきれない(それもあって、特にグラフ51におけるHD 7990のグラフはかなり変動があることが見て取れる)が、全体としての傾向は明らかである。

ちなみにグラフ51を見る限り、HD 7990の平均フレームレートがR9 295X2を上回るのはおかしく感じられるかもしれないが、平均フレームレートの方は3回のテストの平均値、一方グラフ51はそのうち1回のみの詳細という形なので、必ずしもリンクしているとは限らないことをお断りしておく。