日本マイクロソフトは18日、同日リリースとなったWindows 8.1に関するプレスイベントを開催し、バージョンアップにおける変更点を発表した。また、当日はデバイスパートナーとしてメーカー15社から代表者が登壇し、Windows 8.1を搭載した様々なタイプのデバイスを会場に展示した。本稿では日本マイクロソフトの樋口泰行社長、および藤本恭史業務執行役員Windows本部本部長によるWindows 8.1のプレゼンテーションをレポートしていく。
樋口社長はまず、Windows 8のコンセプトについて「PCとしてのニーズにも応えつつ、モダンなUIでタブレットニーズにも応えていく。これまでのユーザーやアプリ、ソフトウェア資産を大切にしながら、それを継続する形でWindowsを再創造する」と説明。これまでは「メジャーなリリースは3年くらいのサイクルで出しており、その間にサービスパックでバグフィックスをしていた」が、今後は「ラピッドリリース」という考え方を取り入れ、3年ではなくもっと早い周期での機能強化を進めていくとした。今回のWindows 8.1は、そうした考え方からリリースされたものであり、「0.1変わっただけというイメージかもしれないが、セキュリティ面も含め機能面は大きく向上している」という。
では具体的にどのような点が変わったのか。次ページ以降でみていこう。