ハイスペックモデルは合計2機種。1つ目の「AQUOS PHONE Xx SoftBank 203SH」は、4.9インチHD液晶にシャープ独自のタッチ操作チューニング「ダイレクトトラッキング」を採用。CPUは1.5GHzクアッドコアの「APQ8064」で、有効1,630万画素のCMOSカメラを搭載。光学式手ブレ補正、電子式手ブレ軽減機能、声でシャッターを切ることで手ブレを防ぐ「Voice Shot」が利用できる「トリプル手ブレ対策」を備える。
このほか防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、NFCなどをサポート。バッテリは2,200mAh。
もう1つが「ARROWS A SoftBank 201F」。4.7インチHD液晶は、「サクサクタッチパネル」技術でスムーズな動作を実現。従来モデルも搭載する使いやすさに配慮した機能「ヒューマンセントリックエンジン」が進化。「おまかせタッチ」や「うっかりタッチサポート」「スーパーはっきりボイス4」「はっきりボイス for コミニュケーションアプリ」「あわせるビュー」といった新機能を追加している。CPUはAPQ8064で、1.5GHzクアッドコア。防水・防塵、赤外線、ワンセグ、おサイフケータイ、NFCも搭載する。
ID連携やウィジェットなど、ヤフーとの連携強化
ヤフーとの連携も強化。Yahoo!JAPANウィジェット/アプリをプリインストール。さらに、月額390円でスマートフォン用Webコンテンツ1,000サイトが使い放題になる「Yahoo!プレミアム」では、月額情報料2カ月無料や携帯番号でのYahoo!サービスにログインできるサービスを提供する。
これは、Yahoo! JAPAN IDとソフトバンクの携帯番号を紐付け、IDの代わりに番号とパスワードを入力すれば、Yahoo! JAPANにログインできる、というもの。既存のYahoo!ユーザーは、携帯番号との紐付けを行うだけだが、新規にYahoo! JAPAN IDを取得する場合、契約情報から名前や住所などの情報がヤフー側に提供される。
ヤフーにとっては、本人確認ができたIDを作成できるメリットがあり、ユーザー側には携帯番号でログインできるので、IDを忘れづらいメリットがあるという。新規、既存ユーザーいずれも、IDと番号を紐付けている場合、ソフトバンク側からは解約(MNP含む)時に情報が送られ、連携を切るような仕組みも備えている。ちなみに、ヤフーとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は業務提携をしており、Yahoo! JAPAN IDへの統合をする方針だが、Yahoo! JAPAN IDで得られた個人情報をCCC側に提供するかどうかは「検討中」(同社)としており、ID連携や情報提供の場合でも、ユーザーに同意を求める形にするとのこと。