I-ROB(グラフ21~24)

同じように、細かく改良されていると思しき部分がROB(Re-Order Buffer)。グラフ21~24はそれぞれForward/Backward/Random/Pseudo-Randomでの結果であるが、Pseudo-Random(グラフ24)のケースを除くと全ての場合でCore i7-3770KのLatencyが一番低く抑えられているのが判る。そのグラフ24にしても、NOP Countが少ないときはCore i7-2700Kよりやや大きめのLatencyだが、NOP Countが増えると逆にCore i7-3770Kが一番高速になるし、差の絶対値もそれほど大きくは無い。このあたりもやはり細かく改良がなされた、ということであろうと思う。