Futuremark 3DMark06
今回はPCMarkの前に、3DMark06の結果から見てみたい。ぱっと見て分かるが、VB8003の3DMarkスコアはダントツ。IONマザーボードもグラフィックス能力は高いのだが、これにほぼ2倍の差を付けた。さすがはディスクリートGPUと言えるだろう。
Futuremark PCMark Vantage
PCMark Vantageでは、MemoriesとGamingの項目が良好だった。グラフィックス能力の向上によるものだろう。PCMarkスコアは、デュアルコアAtomのD945GCLF2には届かなかったが、IONマザーボードは上回った。ただし、このZOTACのマザーボードはシングルコアAtomなので、デュアルコア版になるとVB8003を上回る可能性が高い。やはり、Nanoにもデュアルコア版が欲しいところだ。
消費電力
ディスクリートGPUを搭載した分、当然ながら消費電力の増加は予想されるのだが、3DMarkの高負荷時でも70Wというのは、性能を考えれば十分「アリ」ではないだろうか(ただし、IONマザーボードの省電力性は特筆すべきものはあるが)。アイドル時の消費電力も、Atomマザーボードと遜色ない。