また、[基本メニュー]のなかにある[ATOKパレット]へカーソルを移動し(図31)[ATOKパレットカスタマイザ]を起動させることによって(図32)、ATOKパレット自体のカスタマイズを簡単に行うことが可能になる。

図31 メニュー一覧のなかから[ATOKパレット]へカーソルを移動し、[ATOKパレットカスタマイザ]を選択する

図32 するとATOKパレットカスタマイザが起動する

ATOKパレットカスタマイザの[アピアランス]では、ATOKパレット自体の表示を変更することができます。メニューバーにカーソルを合わせ押下すると[オーバル]、[ブラック]、[ホワイト]の3種類から好みに応じて変更することができる。 また、現在ATOKパレットに表示されている設定を、入れ替え可能な機能と交換する、並び順を変化させることも可能(図33)(図34)。

図33 初期設定時のATOKパレット

図34 ATOKパレットカスタマイザで自分好みにアレンジしてみた例がこちら。自分のスタイルに応じてカスタマイズすることができる

9.文字パレット(ショートカット:control+shift+D)

文字パレットのアイコンをクリックすると、ATOK文字パレットウィンドウが表示される(図35)。

図35 文字パレットウィンドウ

ここでは、部首や読みから目的の文字を探す[漢字検索](図36)(図37)、各種文字や記号が纏められた[記号表](図38)、文字コード番号から目的の文字を探す[コード表](図39)、過去に文字パレットから検索してよく利用する文字に追加した一覧が纏められた[履歴・よく使う文字](図40)のなかから、目的に応じて文字を入力することができる。

図36 漢字検索では部首や読みから目的の漢字を調べることが可能となる。写真は[部首]から目的の文字を探す例

図37 調べて見つけ出した目的の文字の情報は、ウィンドウ下部の[文字情報]を押下することで詳しく調べることもできる

図38 記号表の一覧から入力したい文字のカテゴリーを選択して目的の文字を探すことができる

図39 コード表では、文字コードの種類を選択する[体系]、膨大なコード表のなかから目的の文字を探しやすくするカテゴリーを選択する[見出し]によって目的の文字を絞り込むことができる

図40 一度調べた文字を再度使用する場合があるのであれば、各種検索で文字を探し出した際にウインドウ下部の[よく使う文字に追加]を押下しておくことによって、この[履歴・よく使う文字]に纏めておくことができる