新規メールの作成とアドレス帳の使い方
新規メールを作成するには、[メール]パネルの[新規作成]ボタンをクリックします(ショートカットキーは[Ctrl]+[M])。すると[メッセージを作成]タブが開くので、「宛先」「件名」を入力して本文を作成します(図27)。なお、宛先やCcなどに複数の宛先を入力する場合は、半角カンマで区切って入力します。
メッセージに添付ファイルを添付する場合は、[添付]ボタンをクリックしてファイルを指定します(ショートカットキーは[Ctrl]+[O])。あるいは、ファイルを新規メール作成画面にドラッグ&ドロップしても追加できます。追加した添付ファイルを削除する場合は、添付ファイル一覧から削除したいファイルを選択して[Delete]キーを押します。
[優先度]は必要に応じてプルダウンメニューから選択し、[送信]ボタンをクリックして送信します(ショートカットキーは[Ctrl]+[Shift]+[S])。
書き途中のメッセージは自動的に[草稿]ビューに保存されるので、後で続きを書くときは[草稿]ビューでメールを選択し、[Enter]キーを押せば[メッセージを作成]タブが開きます(ダブルクリックでも開きます)。
なお、メッセージ作成中に下書きごと削除したい場合は、ツールバーの[草稿を破棄]ボタンをクリックします(タブを閉じただけでは[草稿]ビューに保存されています)。あるいは[草稿]ビューで削除したいメッセージを選択し、[削除]ボタンや[Delete]キーを押してごみ箱に移動します。
メールに返信する場合は、返信するメールを選択して[返信]ボタン(ショートカットキーは[R])や[すべてに返信]ボタン(ショートカットキーは[Shift]+[R])をクリックしてメッセージを作成します。返事が一言二言ですむような場合は、本文の下に表示されている[クイック返信]欄を利用すると簡単です(図28)。ここに短い返信内容を書いて[クイック返信]ボタンをクリックすれば、書いた文の下に本文を引用した形でメールが送信されます。
Operaのアドレス帳も使い方が分かりにくいので、ちょっと説明しておきます。[アドレス帳]パネルを開くと、アドレス一覧が表示されます。ここには、初めてメールを送った相手のメールアドレスも自動的に追加されるようになっています。
ここでアドレスを選択すると、普通はその詳細(住所や電話番号など)が表示されるものだと思うところですが、実はOpera Mailではそのアドレスに関連するメールが一覧表示されるようになっています(図29)。
では、一般的なアドレス帳の情報はどこに記入するのかというと、アドレスを右クリック→[プロパティ]を選択して行うことになります。この画面はアドレス帳を新規追加したときと同じダイアログですので、ここではアドレスを追加する方法で解説します。
[アドレス帳]パネルの[追加]ボタンをクリックして[プロパティ]ウィンドウを開くと、[一般]タブが開きます。ここでは名前とメールアドレス、ホームページのURLを登録します(図30)。
図30 [一般]タブでは基本的な情報を入力します。「ホームページ」にURLを入力すると、[アドレス帳]パネルのアドレスを右クリック→[ホームページへ移動]で開くことができます |
また、複数のメールアドレスがある場合は[メモ]タブの「追加メールアドレス」欄に半角カンマで区切って登録します(図31)。それから、[メモ]欄に入力したテキストは[アドレス帳]パネルの[クイック検索]欄で検索することができます。
図31 複数メールアドレスは、なぜか[メモ]タブの「追加メールアドレス」欄に入力しますが、ここに入力されたアドレスはすべてメール作成画面で利用できます |
住所や電話番号などのデータは[ホーム]タブに入力します。入力できるのは「郵便番号・住所」「電話番号」「FAX番号」だけと、至ってシンプルです(図32)。携帯電話番号などを入力する欄はないので、住所欄にメモしておくと良いかもしれません。
図32 「郵便番号・住所」欄は自由に入力できるようになっているので、その他の情報も一緒に記入できます |
アドレス帳に複数のアドレスを登録した場合(「メモ」タブに追加した分)は、メール作成時に[宛先]ボタンをクリックして選択することができます(図33)。