「ビュー」の切り替えと「ラベル」の追加
Opera Mailでは、メールを「ビュー」という方法で分類します。既読にしたメールも含め、すべてのメールを一覧表示するには、[すべてのメッセージ]の[受信済]ビューを選択します(図22)。また、一般的なメールソフトと同様に、送信したメールは「送信済」ビュー、書きかけの下書きメールは「草稿」ビュー、迷惑メールとして判断されたメール(後述)は「迷惑メール」ビューで、それぞれ一覧表示することができます。
さらに、デフォルトでメッセージを自動的にフィルタリングするビューとして[ラベル]と[添付ファイル]が用意されています。ラベルはメール一覧表示の一番右側にある「ラベル」欄をクリックすると設定することができ、設定したラベルに応じて該当するビューにメールが一覧表示されます(図23)。
また、[添付ファイル]ビューではメールの添付ファイルの種類に応じて、自動的に[文書]や[画像]などのビューに分類されます。そのほか、メーリングリストの形式で送信されたメールは[メーリングリスト]ビューにまとめられます。
そのほか、[未読]ビュー以外では、未読メールを一定時間表示していると既読にすることができます。[表示]ボタン→[既読にする]のメニューから時間を設定すれば、本文を表示してその時間が経過すると既読になります(図24)。
図24 Outlook Expressなどのように、未読メールを一定時間表示していると既読にする設定が可能です |
ビューに表示するメールの表示期間や種類を変更する
Opera Mailでは、各ビューで表示期間の絞り込みを行うことができます(図25)。[表示]ボタン→[期間]のサブメニューから[今日]や[今週]などを選択して、最近のメッセージのみを表示することができます。これは各ビューやフィルタ、ニュースフィードで個別に設定できます。そのため、例えば[未読]ビューでは[今週]を指定して最近のメッセージだけを表示し、[受信済]ビューでは[すべて表示]にするといった使い方が可能です。
そのほか、[表示]ボタン→[表示]のサブメニューでは、[既読を表示][ごみ箱を表示][迷惑メールを表示]などの選択肢があり、それぞれ選択してチェックを付けるとビューに表示されます(図26)。この設定も、各ビューで個別に設定することができます。
例えば[未読]ビューに新着の迷惑メールを表示したくなければ、[迷惑メールを表示]のチェックを外せばOKです。なお、[既読を表示]にチェックが付いている場合のみ、前述の[既読にする]で設定する時間が有効になります。