図5 Thunderbirdからインポートする場合は、設定フォルダ名が一部ランダムな文字列で作成されているため、[開く]ボタンで設定ファイルを指定する必要があります。ファイル選択のダイアログが開いたら、「Thunderbird\Profiles\○○○.default\」の中にあります

最初の画面で[メール]を選択して「次へ」をクリックしたら、自分の名前とメールアドレス、必要に応じて所属を入力します(図6)。自分の名前は、メールの送信者名として表示されるものです。

図6 ここでは、最低でもメールアドレスを入力しないと[次へ]ボタンが有効になりません

次の画面では、メールアカウントのログイン名とパスワードを設定します(図7)。ここではPOP3サーバーでの設定方法を解説します。 メールアカウントの種類は、[通常のメール(POP)]を選択します。パスワードを空欄にした場合は、メール受信時にパスワードの入力を求められます。

図7 メールアカウントの種類は[通常のメール(POP)]を選択します

次の画面では、受信サーバーと送信サーバーを設定します(図8)。POP3で利用する場合は、正しく設定できたか確認できるまで[サーバー上にメッセージを残す]と[完全に削除するまで残す]のチェックを付けておきましょう。これらのチェックを外すと、受信したメールがメールサーバーから削除されます。 設定したら[完了]ボタンをクリックします。

図8 受信サーバーと送信サーバーを入力します。自動的に入力されたサーバー名はメールアドレスから推測したものなので、正しいかどうかきちんと確認して設定しましょう

設定が完了すると[メール]パネルが開き、メッセージの受信が始まります。また、[メール]パネルには[アドレス帳]パネル、メニューバーには[メール]メニューが追加されます。受信が終わると、受信メールの件名がポップアップメニューで通知されます。

このとき、パスワードを入力していなかった場合はダイアログが表示されるので、「ログイン詳細」をクリックしてパスワードを入力します(図9)。また、受信に失敗しても同様にダイアログが表示されるので、正しい認証方式を指定しましょう。

図9 メールが受信できない場合は、ダイアログの[認証]のプルダウンメニューから該当する認証方式を選択して[再試行]ボタンをクリックします(APOP未対応のサーバーでは「プレーンテキスト」を選択します)