このタブでは、メインはファイアウォールの設定である。不必要な通信をブロックするなどの設定を行うことができる。ただし、ファイアウォールの設定については、やや専門的な知識が必要となる。メニューの[インターネット防御]の[変更]をクリックすると、その設定レベルを選択可能となる(図34)。
図34 インターネット防御セキュリティレベル |
普段は「標準」で問題はないであろう。よりセキュリティを高める必要があれば、「高」、「オフィス」などを選択する。これにより、適切なレベルで防御レベルが設定される。ここはエフセキュア インターネットセキュリティ2009に任せた方が安心ともいえるであろう。 次が[スパム制御]である(図35)。増加するスパムメールにをいかに防ぐかの設定である。
デフォルトでは「中程度」となっている。スパムメールが非常に多いようであれば、[設定]で「厳しめ」などを選択すればよいであろう。一方、あまりスパムメールが届いていないようであれば、「ゆるめ」の選択でもかまわない。次は、[ペアレンタルコントロール]である(図36)。この設定は、インストール時にほとんどの設定を行っている。その設定を変更する必要があったならば、ここから変更すればよいであろう。
最後が、自動更新である(図37)。パターンファイルなどの更新状況を表示するとともに、手動で更新を行うこともできる。
エフセキュア インターネットセキュリティ2009が強力とはいえども、パターンファイルの更新は重要である。ウイルスは日々、亜種などの含め新種が出現する。それに対応するのがパターンファイルである。インターネットセキュリティ2009では、自動的に最新のパターンファイルに更新されるようになってはいる。しかし、時折、このタブで最新状態かを確認することも重要なセキュリティ対策の1つである。つねに最新の状態になっているかを確認しよう(エフセキュア インターネットセキュリティ2009では、ほぼ毎日のペースで更新が行われる。2日以上前になっていたならば、更新をすべきであろう)。