Google Earthをインストールする

前置きが長くなったが、実際にGoogle Earthをインストールしてみよう。Google Earthはここからダウンロードできる。 ダウンロードしたファイルを実行するとインストール・ウィザードが起動する。「次へ」をクリックすると「ライセンス契約」の画面が表示される。ライセンスの内容をよく読み、同意するのであれば、「このライセンス契約の条件に同意します」を選択し、「次へ」をクリック。インストール処理が開始されるので、しばらく待つと完了画面が表示される。完了画面では「使用統計情報を送信して、Google Earthの改善にご協力ください。よろしいですか。」という項目がある。「個人情報は一切送信されません」ともある。気になる場合はチェックを外してもよい。「終了後、Google Earthを起動する」にチェックが入っていると、「完了」をクリックするとセットアップが終了すると同時にGoogle Earthが起動する。 ここでは、チェックを外しておき、別途起動することをお勧めしたい。

Google Earthはアプリケーションであるため、ダウンロードした実行ファイルを使って、インストーラーを起動する必要がある

ライセンス契約条件を確認して同意する場合は「このライセンス契約の条件に同意します」を選択する。なお、「無料版」では商用利用できないことが明記されている

「ライセンス契約」に同意するとインストールが開始される。しばらく時間がかかるので、あせらずに待とう

インストール終了時「終了後、Google Earthを起動する」のチェックボックスにチェックが入っているが、起動時に無反応になることがある。念のためチェックを外して「完了」ボタンを押すべきだろう。なお「使用統計情報の送信」は、インストール後も変更が可能だ

Google Earthを起動する

Google Earthはスタートメニュー、またはデスクトップ上に作成されたアイコン「Google Earthを起動」から起動するのだが、注意する点がある。 初めてGoogle Earthを起動させる場合、他のアプリケーションはできるだけ、終了しておく方がよいということだ。Google Earthはグラフィック機能に高負荷を与える場合があり、最悪の場合、操作ができなくなる可能性もあるからだ。特にノートPCや小型PCではトラブルになりやすい。

Google Earthは3D表示を行うために「OpenGLモード」と「DirectXモード」を持っている。デフォルトは「OpenGLモード」となっている。Google Earthを起動すると、モードの切り替えを促す警告を表すダイアログが表示されることがある。「はい」を選択すると、次に終了を促すダイアログが表示されるので、「終了」をクリックする。その後、再度Google Earthを起動するとモードが切り替えられているはずだ。

グラフィックカードによっては、デフォルトの「OpenGLモード」では起動できずに警告表示が出ることがある

警告表示で「はい」を選択するとGoogle Earthは終了する。3Dモードは切り替えられているので、再度アイコンやスタートメニューから起動すればよい

起動が開始されるとインターネットへの接続が行われる。この時、セキュリティソフトウェアの設定によって警告が表示されることがある。これはGoogle Earthがストリーミングを使ったサービスであるためだ。起動すると青い大気をまとった美しい地球が表示されるはずだ。

Google Earthを起動したところ。起動時にはグラフィックカードの調査、ログイン作業が行われるため、少々時間がかかる。画面が消えてしまうこともあるので、触らずに待機しよう。左のサイドバーは「検索」「場所」「レイヤ」の3つで非表示にすることもできる。右側が3Dビューで、青く輝く大気圏が美しい。右上に「ナビゲーションコンパス」がある