それでは、「シャンパン・バー」の浅井氏に「どんなシーンでも合う」と選んでいただいたシャンパン10種類を紹介しよう。

「ピペ エドシック ブリュット」グラス1,680円 750ml9,450円
柑橘系のフレッシュな香りが特徴的。酸味がしっかりとしていて、ナッツを連想させるコクも含んでいる。フランス王室御用達、カンヌ国際映画祭の公式シャンパンとして有名である。このつくり手が使うブドウは、平均するとピノ・ノワール+ピノ・ムニエが70%、シャルドネ30%となる

「ローラン ペリエ ブリュット」グラス1,680円 750ml9,450円
ピノ・ノワール+ピノ・ムニエが50%前後、シャルドネ50%前後を使用している。最初は穏やかな印象だが、白桃のような香りが潜んでいる。バランスがよく、酸味もあって飲みやすい

「ポル ロジェ レゼルヴ ブリュット」グラス2,205円 750ml12,600円
イギリスの政治家チャーチルが愛飲し、その後に英国王室御用達となったシャンパン。時間をかけた熟成により、細やかな泡立ちと豊かな香りを持つ。繊細ですっきりとした口当たり

「アンリオ スーヴラン ブリュット」グラス2,205円 750ml12,600円
柑橘系のしっかりとした香りがあり、口に含むとより鮮明に果実味を感じる。バターやナッツの風味も感じられ、力強い味わい

「テタンジェ ブリュット レゼルヴ」グラス2,310円 750ml13,230円
テタンジェはフルノー社が起源。シャルドネ40%、ピノ・ノワール60%で、グレープフルーツの香りがある。後口にトーストの香りも漂う

「ヴーヴ クリコ ポンサルダン ブリュット」グラス2,415円 750ml13,860円
ピノ・ノワール56%、シャルドネ28%、ピノ・ムニエ16%。非常にキャラクターが強く、個性を感じる味わい。しかしながら、後味はマイルドで蜂蜜の風味が残る