今回用意した検証環境は、Microsoftの最新OS「Windows 10」をインストールしたもの。CPUにはIntelの最新CPU、開発コード"Skylake"こと「Core i5-6500」を用意した。ゲームにおいてハイパースレッディング・テクノロジーは効果が薄いことが多いため、Core i7と同じ数の物理コアを備えるCore i5は、ゲーマーにとって有力な選択肢となる。コストパフォーマンスも良く、GeForce GTX 950との相性はピッタリだ。
マザーボードには、Z170 Expressを搭載したASUS「Z170 PRO GAMING」をチョイス。ASUSのゲーミングブランドといえば「R.O.G.」シリーズが有名だが、このPRO GAMINGはゲーマーが必要とする機能を選別し、より購入しやすい価格を実現した新シリーズとなる。
対応するメモリは、Skylakeで正式採用されたDDR4。今回はCrucialのゲーマー向け製品を利用した。ストレージもメモリ同様にCrucialの定番SSDだ。また検証するGPUにはスーパーハイエンドモデルである「GeForce GTX 980 Ti」も含まれているため、念のため電源ユニットには800W出力の製品を用意した。この環境にGeForce 9xxシリーズ5製品を順に挿入し、テストを行っていくものとする。グラフィックスドライバは、10月初頭現在の最新版となる355.98だ。
■テスト環境
グラフィックスドライバ | GeForceドライバ 355.98 |
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CPU | Intel Core i5-6500 |
マザーボード | ASUS Z170 PRO GAMING (Intel Z170 Express) |
メモリ | DDR4-2400 8GB (4GB×2 / Crucial Ballistix Sport) |
ストレージ | SATA6Gbps SSD 128GB (Crucial M550 256GB) |
電源容量 | 800W (be Quiet! STRAIGHT POWER 10) |
OS | Windows 10 64bit |