迫力のあるゲームサウンドを堪能できるONKYO製スピーカー
最新の3Dゲームにおいての高いポテンシャルを確認できた「N1760J-710/E」。最後に本機のディテールを確認しておこう。天板はこれまでのG-GEAR Noteの伝統を踏襲したメタリックなブラックとなっており、金属のヘアライン加工が施された高級感のあるものだ。ヒンジ部付近に配置されたスピーカーはONKYO製となり、底面のサブウーファーとプリインストールされた「Sound Blaster X-Fi MB3」と合わせて迫力のある音でゲームを楽しませてくれるだろう。液晶ディスプレイの上部を見ると、フルHDに対応した200万画素のWebカメラを備えていることも確認できる。また、通信機能としてIEEE802.11b/g/n/ac対応の無線LAN「インテル Dual Band Wireless-AC 7260」およびBluetooth V4.0モジュールを内蔵している。最大866.7Mbpsという広い帯域を利用できるため、有線LANが利用できない場合でも、遅延の少ないオンラインゲームを楽しめそうだ。
メタリックグレーにG-GEARのロゴが映える天板。金属のヘアライン加工が美しい半面、指紋は目立つ |
本体底面は樹脂製のカバーが一面を覆っている。吸気スペースを確保するため、しっかりとしたゴム足が設置されている |
スピーカーはONKYO製を採用しており、ヒンジ部のステレオスピーカーの他、本体底面にサブウーファーを備える |
ゲームに有効な各種サウンドエフェクトを設定できる「Sound Blaster X-Fi MB3」がプリインストールされている |
インターフェース面では「GeForce GTX965M」を活かした外部ディスプレイ出力が豊富なことが特徴として挙げられるだろう。左側面にHDMI端子に加え、2基のMini-DisplayPortを備えており、本体の液晶ディスプレイを併用して最大3画面表示が行える「Matrix Display」に対応。ゲーム画面を表示すると同時にWebサイトやSNSを表示したり、マルチディスプレイ環境でゲームを楽しんだりといった使い方に便利だろう。また3基のUSB端子はいずれもUSB3.0を採用しているため、どの端子を利用しても高速なアクセスが行える。背面にはe-SATA端子も備えており、SSDやHDDを直接接続し、内蔵ストレージ同等の速度で操作させることが可能だ。
左側面にはUSB3.0×1に加え、映像出力端子を3系統搭載。HDMI端子に加え、2基のMini-DisplayPortを備え、マルチディスプレイに対応する |
右側面には光デジタル出力も可能なオーディオ入出力端子、USB3.0×2、SD/NNCカードリーダー、ギガビットLAN、ケンジントンポートを備える |
本体裏面は電源コネクタとe-SATA端子を搭載。SATAに対応したHDDやSSDなどを素のままの速度で利用できる |
電源アダプタは出力19.5V/DC 150Wという仕様。W165/D80/H20mmとサイズは大き目なので、設置スペースを確保しておこう |
ゲームプレイを考慮した押しやすいLEDバックライト搭載キーボード
キーボードはアイソレーションタイプとなっており、17.3型というサイズを活かしてテンキーも備えている。打鍵音は低めで、カチャカチャという高い音が響きにくいのがゲームプレイ時にはうれしい。キー配列は癖が少なく、テンキー周辺を除けばキーを見ずともタイピング可能だろう。W、A、S、Dキーに赤い矢印が刻印されている点がゲーミングモデルならではという印象だ。またキーボード内部には白色のLEDバックライトを内蔵しており、ショートカットキーや内蔵のアプリケーションから消灯・中輝度・最大輝度の3段階で利用可能。暗い場所でも高い視認性を実現できる。タッチパッドはパッドとクリックボタンが独立した設計となっており、確実な操作が期待できる。またクリックボタンは若干フカフカとした感触で、本機のキーボードと同じような感触となっている。キーストロークは深めで、ミスクリックが発生することは少なそうだ。
高い打鍵音がせず、底打ち感の強いキーボード全体の様子。連続した数値入力や一部のゲームで便利に使えるテンキーを備えている |
タッチパッドは左右ボタンが独立しているため、確実な操作が行える。ボタンはクリック感が少なく、キーボードに近い感触 |