ツインドライブ実現の仕組み
「MB-P520W」は15.6インチディスプレイを搭載しており、ノートPCとして特別小さいわけではないが、やはり内部構造にそれほど余裕があるわけではない。ではツインドライブ構成をいかに実現しているのかといえば、光学ドライブをなくしている。本来光学ドライブが使う部分をつかって、2つのドライブを収めているわけだ。外から見ると、光学ドライブが存在するはずの部分がふさがれているのがわかる。
光学ドライブがなくて困らないのかといえば、それは使い方次第だ。光学ドライブを使う機会といえば、アプリケーションのインストール時がまっさきに思い浮かぶが、最近は高額なパッケージでもダウンロード版が販売されていることが多い。多くのユーザーが必要としそうなMicrosoft Officeにしてもダウンロード版が存在するし、必要ならばセット購入でプリインストールすることもできる。
もう1つ、光学ドライブが活躍するのは映画などを見る場合だろう。これもオンライン配信の動画をよく利用する人ならば気にしなくて済む。
あらかじめ使い方を考え、もしDVDやBDDの映像鑑賞をたくさんしたい、手持ちのアプリケーションを光学メディアからインストールしたいという場合にはUSB接続の外付け光学ドライブを用意しよう。