SSDの高速さが十分に堪能できる

ベンチマークを実行してみた結果は、以下のようになった。Windowsエクスペリエンスインデックスでは全体的に非常に好成績だが、特にプライマリハードディスクの結果に注目して欲しい。通常、HDDを搭載している限りここはプロセッサ等がどれだけ上位のものになっても5.9程度だ。SSDの飛び抜けた転送速度がよくわかる。

ディスク性能を測定するベンチマークソフト「CrystalDiskMark」は、SSDとHDDのそれぞれに実施。全く同じスペックでSDDを使った場合とHDDを使った場合の速度差が実感できる結果となった。SSDがどれだけ高速なのかがわかりやすい。

ゲーム利用などを考えるユーザーのために、PCMARK7と3DMARK11、MHFベンチマーク「大討伐」も実施してみた。試用機にはグラフィックス機能として「NVIDIA GeForce GTX 560M」が搭載されているため、プロセッサ統合のグラフィックス機能に比べればかなり優秀な結果が出た。最新の3Dゲームで遊ぶには厳しいだろうが、ちょっとしたオンラインゲームなどはムリなく楽しめるだろう。

ちなみに、FFBench3のLowモードを高パフォーマンスモードで無限ループさせた場合の実行時間は1時間41分42秒。省電力設定にすれば、ちょっとした外出にも持って行けそうなバッテリーライフだ。

CrystalDiskMark 3.0.1 SSDの場合

CrystalDiskMark 3.0.1 HDDの場合

MHFベンチマーク「大討伐」

■Windowsエクスペリエンス インデックス
プロセッサ 7.5
メモリ 7.6
グラフィックス 7.2
ゲーム用グラフィックス 7.2
プライマリハードディスク 7.5
■PCMARK7
PCMARKs 4032
■3DMARK11
3DMARK P2065