「REJECT」プレイオフの感想
鶏めし選手:自分はホームで出場することが多いんですが、今回は2巡目の最初のアウェイで決着がついたので、出場する機会がありませんでした。準備はしっかりできているので、グランドファイナルに向けてがんばろうと思います。
「DIVISION F」には、自分が使っているダルシムにとって、キツいキャラクターがかなり多くて、「DIVISION S」の同じダルシム使いのYHC-餅選手よりも出場機会が多くありませんでした。ダルシムは独特なので、チームメイトも自分に対してアドバイスをしづらくて、自分としては結構がんばってきたつもりですけど、まだまだ足りないなって思っています。そういった状況を飲み込んだうえで、グランドファイナルに行かせてもらいます。
ときど選手:今日はiXAが勝つか、CRが勝つかわからない状態でしたが、一応、CRが勝つ想定でその通りになったのは、僕的には、いい勝ち方ができた要因の1つになっていると思います。
CRはプレイオフのためにすごい練習をしてきて、手強い相手でしたが、いい噛み合わせもあって、こういう結果になりました。iXA戦の試合も見られて、体力が万全の状態で挑めたのも大きいと思います。
今シーズンはプレイヤーとしてだけでなく、チーム作りから携わらせていただきました。練習環境とかチームのコンセプトとか、そういうところまで話に加わらせていただいているので、それもあっていい結果が出せたのはうれしいですね。選手として勝つのはもちろんうれしいんですけど、RCの運営の方々と一緒に作り上げることができたのは、今まで味わってきた選手としての充実感では得られないものでした。
あきら選手:本節1位抜け、1試合のみだったので、1試合待つ状態でした。CRが80-0のスコアで勝利して、勢いのある状態で対戦するのは、正直ちょっと不安でした。
その状況でときど選手が先鋒であの勝ち方をしてくれたのは大きかった。やっぱり先鋒戦が流れを作るというか、試合の内容があとに響いてくるので、ときど選手がうまく決めてくれたことで、自分自身は乗れたと思います。
LeShar選手は本節があまりにもすごかったので、相手チームはLeShar選手を倒さないといけないと、LeShar選手対策を詰めてきたのがわかりました。そして、その対策をはねのけたLeShar選手はさらにすごかったですね。
本節の結果としては、上振れている自覚はあります。「もう一度対戦したら勝てる?」と言われたらたぶん負けることもあるだろうなと思っています。LeShar選手は何度やっても勝ちそうだなと感じる部分があったので、そういうところを参考に自分も成長していきたいと思いました。
RCというチームに迎え入れていただいて、チームやときど選手によくしていただき、本当に助けていただきました。そのおかげでがんばらなきゃって気持ちになりました。ときど選手がYogibo REJECTのポーズを考えてくれて、エンタメ力というかゲーム以外のことをいろいろやっていて、この業界に飛び込んだからには、そういった点も勉強して、参考にしていかなきゃって思いました。
LeShar選手:今日の試合はちょっとよくないプレイが出てしまって、チームの皆さんがいてくれたことで、勝つことができました。SFLが始まるちょっと前から日本に引っ越してきました。外国人が僕1人だったから、プレッシャーがすごくありました。でも、今日も結果が出せて、日本に来てよかったと思います。みんなが協力してくれましたし、チームメイトやRCの人たちがみんな優しくてよかったです。
【撮影/志田彩香】