「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」プレイオフの感想
ササモ選手:プレイオフに進出できたことはとてもうれしかったですね。勝つことを目的にするのは当然ですが、それ以上に全力を出し切ることにフォーカスしていました。結果として、今の限界に近いところまで出せたと思っています。
SS熊本のひぐち選手は自分にとって思い入れのある選手で、その選手と肩を並べられて戦えたのはすごくうれしく、内容的にも惨敗ではなく、ちゃんと食らいつけました。チームのみんなには、オーダー決めのときに信頼してもらえて、これもうれしかった反面、期待に応えられなかったのは悔しいです。でも、これからもがんばっていこうと改めて思える日でした。
ヤナイ選手:プレイオフは初出場で、結果負けてしまったんですけど、それでも良い結果にはなったと思います。プレイオフに関してはウメハラ選手用にいろいろ準備してきて対策も練ってきて、1勝することができたんですけど、最後に勝てなかったのは悔しさが残ります。自分としては本節の期間中にかなり実力が伸びたのかなと思っていて、ただ、最後に間に合いませんでした。
翔選手:プレイオフは届きそうで届かなかったので悔しいです。僕個人としては、本節で右肩下がりのようにどんどん動きが悪くなっていって、今回のプレイオフの準備期間で、その原因を特定し、自分らしい動きをしようと意識して臨みました。
その結果、かなり自分らしい動きができるようになってきたんですけど、負けてしまいました。試合としては20-70の大差で負けましたが、ほかのメンバーを含め、みんな良い動きができていたので、それぞれがあと一歩届かなかったかなって思っています。
チームとしてだけでなく個人としてもリーグ初出場でしたが、緊張せず、楽しめました。オープントーナメントにはない、長期間であったり、決まった相手との対戦だったり、これまであまり経験してこなかったことなので、新鮮に挑めました。ここはすごくいい経験になりましたね。これまでもチームメンバーで一緒に練習はしていたんですけど、いざSFLに対しての練習しようとすると、やっぱりノウハウがないので、試行錯誤しながらやっていました。
初出場でこのメンバーでプレイオフにこられて、自分の中ではベストなプレイができて、すごくいい経験になったと思います。今回の悔しさをバネに来年のSFLで優勝したいです。
cosa選手:SS熊本にレンタルで出させていただいたときは後悔の残る結果になったので、今シーズンはIBSGで出られたのはすごくうれしかったです。ただ、本節の前半は前シーズンと同様な結果になって心残りがあります。後半は勝てるようになって、練習スタイルや量を改めて考えさせられるきっかけにもなりました。
これはIBSGのみんなだったから得られたものなんだろうと思います。IBSGはチームメンバーとの信頼関係は元々あったんですけど、SFLに参戦するって決まった春先ぐらいから、チームとしてどういう関わりをすればいいか、一番効率を良くするにはどうしたらいいかをメンバーで話し合ったことがありました。
情報を集積する場所を作ったり、気兼ねなく話ができるようにしたり。そういうものの成果が徐々に出ていったのがよかったですね。ササモ選手やヤナイ選手は攻略がすごくて、わからないことがあれば単純に聞けばいいですし、翔選手はさらにレベルの高いことを言語化してもらうなど、本当に僕自身としては環境がよかったですね。