1962年にイギリスで結成されたザ・ローリング・ストーンズは、世界的ロックバンドであり、「最も成功したコンサートツアー」というギネス記録も持っています。今年の8月24日に、結成同時からのメンバーであるドラマーのチャーリー・ワッツが死去してしまいましたが、それを乗り越えツアーを再開。注目が集まっています。

ストーンズともなると、約60年も活動期間がありますので、なにせレパートリーが多い……。そこで、マイナビニュース会員3,000人(※)にアンケート調査を行い、年代別名曲ランキングを作ってみました。

※3,000人のうち、「ストーンズを知っている」と回答いただいた1,146人を集計母数にしています

どの時期のストーンズが人気?

ストーンズは何度かメンバーチェンジをしていますが、ギタリストのメンバーチェンジが過去に2回あり、ブライアン・ジョーンズ、ミック・テイラー、ロン・ウッドという3人のギタリストがバンドに在籍しました。これがサウンド傾向やバンドの雰囲気に大きく影響しているので、歴代ギタリストを基準に時期を区切りたいと思います。となりますと、

  • 反骨心バリバリで、ブルースビートを性急に演奏。パンクの始祖オブ始祖。後半はロック色が強くなる

  • 怒りというより、快楽主義的な方向に。ルーツ・ミュージックに近づく

  • ディスコビートなども取り入れ、緩急自在に。派手さ、楽しさアップ

  • もはや、現役で演奏しているだけでスゴイ状態。徐々にブルースバンドへの原点回帰も※ロンは在籍期間が長いので、前後期に分けました

となります。さて、各年代の人気曲ランキングにはいる前に、そもそもどの時期が人気かを発表したいと思います。ジャン!

1位:1962年~69年(ブライアン・ジョーンズ期) :730票
2位:1970年~74年(ミック・テイラー期) :663票
3位:1975年~86年(ロン・ウッド前期) :604票
4位:1987年~現在まで(ロン・ウッド後期) :537票
n=1,146人のうち、好きな曲を選んだ人数を票数としてカウント

です。デビューしてから、世界的人気バンドになるまでのブライアン・ジョーンズ期は、定番キラーチューンの宝庫ですから、まぁこうなりますよね。さて、次のページから年代別ランキング、スタートです!